良い旅してますか?
こんにちは!トラベルライター橘麗華です。
令和元年5月1日に伊勢神宮へ参拝に行ったので、ついでに…
あなたは、内宮から行きますか?
それとも、外宮から?
内宮とおかげ横丁だけ行きますか?
好きなように行けばいいじゃん!!
って、思うかもしれませんね(笑)
また、鳥居と賽銭箱が目に留まったら
すべてに賽銭を投げてお願い事をしていませんか?
実は、お伊勢参りにはルールがあるんです!!
そしてお願い事をするところもちゃんとあるんです!
日本人として、ここで一度おさらいしておきましょう!!
伊勢にある神宮とは、
内宮(ナイクウ)=皇大神宮(コウタイジングウ)
外宮(ゲクウ)=豊受大神宮(トヨウケダイジングウ)
の2大神宮を中心に
14ヶ所の別宮(ベツグウ)
43ヶ所の摂社(セッシャ)
24ヶ所の末社(マッシャ)
42ヶ所の所管社(ショカンシャ)
あわせて125ヶ所の宮社の総称なんです!!
すべてを参拝しようとすると大変ですね。
ちょっとチャレンジしてみたい気もしますが(笑)
参拝は外宮から、その後に内宮の順番です。
これは神宮で行われるお祭りの順と同じになっています。
外宮に祀られているのは、天照大神様の食事を司る神様で
内宮より先に食事のお供えをします。
その後、天照大神様が祀られている内宮に食事をお供えします。
この順番が参拝の習慣となったとのことです。
内宮のメインである正宮は、今までの感謝をするところです。
天照大神様に、ありがとうを伝える場所なのです。
じゃあ、お願い事はどこでするの?
天照大神様は聞いてくれないの?
いえいえ、そんなに冷たい神様ではありません!
荒祭宮という別宮でお願い事を聞いてくれます!!
こちらでしっかりとお願いをしましょう!!
ただし、私が聞いたところによると
天照大神様はかなりのやきもち焼きらしいので
恋愛ごとは聞いてくれないとも(笑)
ズバリっ!それは、正宮の造りです!!
古代様式の唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)なんです!!
茅葺の屋根に10本の鰹木がのせられています。
また4本ある千木の先端は水平に切られています。
伝統的な価値のある建築物!!
たまにはじっくり見てみましょうね!
いくつかあるのでご紹介します!
おみくじ
ございません!
なぜなら、伊勢神宮へ来ていることが大吉だから!
だそうです。
個人的な吉凶を占うことを避けている…
というのもあるそうです。
しめ縄
一切ございません!
代わりに榊がかけられていますのでよく観察してみて下さい。
鈴
神社に鈴が定番となったのは戦後以降なので
古からある伊勢神宮にはありません。
賽銭箱
よ〜く見て下さい!
お賽銭を投げている場所にあるのは白い布だけですから!
賽銭箱がないのは古代からの制度によるものなのだとか。
狛犬
古来からの神道を守り抜くため…という通説があります。
また、狛犬は海外由来なので置いていないとも言われています。
北のお伊勢さんとは、多度大社のことで三重県桑名市にあります。
伊勢神宮へお参りに行ったのなら、
多度大社もお参りしなきゃ、
片参りになる…
と、昔から言われています。
名古屋からも比較的近いので、ぜひ参拝してみて下さい。
特に、馬が好きな方にはおすすめです。
テンション上がること間違いなしの神社ですよ(笑)
さぁ、これであなたも立派な日本人です!!
突然ホームステイで外国人が訪れても説明ができます(笑)
今回の平成から令和へのニュースは世界各国で報道されましたからね。
来日した外国人に聞かれる可能性は高いですよぉ〜!
伊勢神宮へ訪れた際にはぜひ思い出して下さいね。
それでは Have a nice trip!